
とにかく、エンジンいじるより、ロールバーを入れるより、鉄の棒を車体の裏に入れるなんてことより先にやらなければならないこと、それがボディー補強。それもただ闇雲に溶接すればいいわけではない。溶接時に、ボディに加わった熱による金属のよじれを補正しながら、適所を見極めてバランスよく補強する必要がある。
テクニカルボディー品川では、グローバルジグを使用し、設計図上で”理想”とされている、その車本来の形にミリ単位で近付けるから潜在能力を引き出すことができる。
でも、なんで多くのショップはエンジンチューンや効き目のないロールバーや補強用の棒ばかり売りたがるのか?
実は、派手だからお客さんに売りやすかったり、儲けが多かったりというショップ側の事情が先攻しているって理由があったりする(残念ながら)。
とはいえ、口でボディー補強を推薦されても、いまいちピンとこないか。
実感できなければ意味がない。というわけで、テクニカルボディー品川では、2台のランエボ III を用意。一台は【三次元】ボディー補強済み、もう一台はノーマルのままという理想的な環境で乗りくらべていただこうという企画の準備をしています。
エンジンがノーマルでも、ボディー補強された車は本当に速い。乗った人はアクセルを踏んだ瞬間、驚きのあまり、
「あれっ・・・・・・??????」
って顔をしてくれる。その顔を見ると「やった!」って思うね。